広島カープの新外国人助っ人、フェルナンデス投手が、29日に入団会見。
中国新聞の記事
なんとこの投手、投げる球の90%がナックルボール。
MLBではボストン・レッドソックスのウェイクフィールド投手が有名(近年では)です。ちなみにこの投手はもともと外野手で、キャッチボールの際にお遊びで投げてみたらうまくいき、そのまま投手に転向した経緯があります。
フェルナンデス投手はメジャーでは通算4勝7敗、3Aでは同74勝63敗の実績あり。
ナックルボーラーは日本では非常に少ない(かつて近鉄にいたマッドソン投手が1998年に9勝挙げた例あり)ので、話題性という面では非常におもしろいと思います。
ただ勝てるかどうかは知りません。これで結果出したら広島の外国人スカウター(名前忘れた)に更に箔がつくでしょう。これまで外れ外人が少ないからどうしても期待してしまいます。
ナックルボールは打者にも、更には投げた本人にもどう落ちるか分からない球種ですが、問題なのが、捕手に行方が分からないことでしょう。
MLBの記録ですが、1987年に記録されたテキサス・レンジャースのペトレリ捕手の1イニング4捕逸というものがあります。
また、先に挙げたレッドソックスのウェイクフィールド投手が投げる際には、専用の捕手(ミラベリ捕手)が受けます。ただ彼がケガをして故障者リストに入ったとき、正捕手のヴァリテック捕手が受けたのですが、この時ウェイクフィールド投手の防御率は10.0近くになったそうです。
さて、広島は誰が彼のナックルを受けるのか。