誰が言ったのか、どこで聞いたのか忘れましたが、
「人間、人生の7割は待つことに費やしている(起きているうち)」
そうです。
ひょっとしたら5割だったかも、いや、8割かも。
とにかく、人間は多くの時間を「待つこと」に費やしているということ。
朝パンが焼けるのを待ったり、バスが来るのを待ったり、パソコンが立ち上がるのを待ったり、レジに並んだり、洗濯物が乾くのを待ったり、コーヒーが出てくるのを待ったり、信号が変わるのを待ったり、とにかく待つということを、常にしています。
その待っている時間をどうするのか、ただ待つだけで過ごすのか、それとも何か「ついで」を見つけて有意義に過ごす(或いは暇つぶしをする)のか。
効率的に動ける人、時間の使い方がうまい人というのは、この待つ時間が短く、またその待っている間を無駄にしない人なのかもしれません。
意識しているにせよ、意識していないにせよ、実は「待つこと」を常にしている人間。
その時間をうまく使う、短縮するのは、無駄に過ごす時間を無くすだけでなく、精神的にも余裕を生むに違いありません。
なぜなら「待つこと」は、なによりストレスがたまることですから。