食品業界では年末こそ稼ぎ時。
問屋の人と話をしていましたが、今日はクリスマスケーキの送り込みがあったそうです。
しかし某コンビニですが、あのケーキ、卸値を聞くとタダみたいなケーキですね。
ケーキなんて一口目、二口目だけなもんで、後は・・・
まぁ酒飲みの言うことですから、甘いものの評価は当たりませんが。
それが終わると年末商材の送り込みです。
前に
おせちについて書きましたが、この製造が28日・29日・30日から始まります。この材料の送り込みが来週月曜日から。
祝日も土日もなく工場フル稼働でないと間に合いません。
しかも、おせちを作るのは注文を受けてからなので、多めに注文が入ると非常に微妙な数を追加で要請してきます。
っつーか、どっかで予約受付は締め切れよ!(ダラダラ受けてんじゃねええええ)
スーパーなどではおせちの材料を売ったりしています。
栗、田作り、黒豆、酢蓮根、蒲鉾など。
栗の甘露煮はおせちコーナーでは必須アイテムですが、結構高いと思われる方も多いでしょう。
しかし、実際のところ店頭価格の半値くらいがメーカーからの売値。
メーカーが300円で売ると、問屋が20%乗せて380円でスーパーへ。スーパーがそこから30~40%のせて、店頭560円~600円になるわけです。
ぼりすぎ
しかし売れてしまうおせち商材。年末は価格はあってないようなものです。
栗の甘露煮は韓国産が主流ですが、あそこの栗は日本の品種と同じで、ホクホク感があって甘露煮に向いています。国産志向が特にない場合は韓国産でも十分うまいはず。
中国産甘露煮は韓国産より2割ほど安いですが、品種の関係であまり甘露煮に向いていません。口の中でボロボロ崩れる感じが甘露煮っぽくない。こちらは蒸す・焼くのに向きます。
砕いてお菓子の餡に練りこんだりする場合は中国産甘露煮を使ったりします。小さくなるとそう違いはありませんから。
とにかくあと数日のりきれば地獄の年末商戦も終わりです。
がんばれ私。