あらゆる面で阪神の強さが際立ったシーズンでしたが、なにより注目したいのが投手陣。
その中でも先発ではなく中継ぎ以降。
JFKトリオの活躍が連日報じられていましたが、やはり野球は「守ってナンボ」
今日藤川投手はシーズン最多試合登板を更新するなど、中継ぎとして投げに投げまくりました。
以前にホールドとリリーフポイントについて書きましたが、セ・リーグのホールドポイント、28日現在の公式記録では
1 藤川 球児 (神) 45
2 ウィリアムス (神) 37
3 川村 丈夫 (横) 26
4 木塚 敦志 (横) 18
5 岡本 真也 (中) 17
5 吉川 昌宏 (ヤ) 17
7 久保 裕也 (巨) 16
8 林 昌範 (巨) 15
9 平井 正史 (中) 14
10 シコースキー (巨) 13
10 高橋 聡文 (中) 13
10 ホルツ (横) 13
となっております。
ホールドポイントは規定が複雑ですが、簡略にいうと「リードを守って、勝ち負けもセーブもつかない投手は大抵もらえる」ものです。
先発が最後まで投げる試合は今ほとんどありません。先発が作った試合を壊さない投手陣をいかに構成するか。僅少点差を守り抜けるリリーフを何人置けるかが重要になります。
しかもシーズン通してです。
阪神の今年の強さは、シーズンほぼ通して「安定した」活躍をみせたJFKにこそ強さがありました。
逆に最下位に沈んでいる広島がなぜゆえに最下位なのかもこのランクから見て取れます。
今年の阪神の優勝によって、というより、藤川投手の活躍による優勝によって、「中継ぎ」というものがよりスポットを浴びるようになるでしょう。
私はMVPあげてもいいと思うんですが。