デパ地下での惣菜などを製造販売している神戸の某会社ですが、ここが今国産の蓮根をメニューに採用しています。
メインは海老蓮根ですが、その他はさみ揚げなど。
デパ地下はスーパーの惣菜に比べて設定単価が高いため、国産無添加素材なんかも使っていけるんだと思います。
確かにデパートの地下食品売り場では、その雰囲気によるものなのか、少々高くても買ってしまうことが多々あります。味も実際おいしかったりしますし。
で、その国産蓮根を使用するペースがハンパではありません。
蓮根は8月初に花が咲き、盆明けから収穫が始まりますが、シーズンを迎えて日にも日にもとんでもない量が出荷されていきます。
その蓮根も直径が数センチと規格が決まっており(国産で規格設定をすると値段は跳ね上がるんですが、これを使えるあたりもデパ地下の力か)、選別加工が必要となります。
工場はそれ以外の通常商品製造で動いているわけで、この蓮根依頼がきてからというもの、どうにも忙しくて人が足りません。
で、私も応援で現場に入っているわけです。
入っているわけです・・・はいいんですが、先が見えません。
某社さん、いつまでこの蓮根使うんですか。
前回のはすの葉やら、今回の蓮根やら食品メーカーもなかなか大変でございます。