今名古屋にいまして、たまたま「名古屋市の栄で針供養」が行われたという地元のニュースを見ました。
針供養というのは全国各地で行われています。
使ううちに折れたり曲がったりした針を供養して、裁縫の上達を願ったりするアレです。
ですが、そのダメになった針を「こんにゃく」に刺すというのを今日初めて知りました。
(調べると豆腐の場合もあるそうです)
実家がこんにゃく農家の私にとってはなんだかモヤモヤした気分になりました。
こんにゃくは本来「食べるもの」です。
食べるものを、供養のためとはいえ針山に使うというのはいかがなものか。
「普段固いものばかり刺してるから、やわらかいコンニャクや豆腐に刺して休ませてあげる」という理由もあるそうですが、刺される方はたまったもんじゃないと思っているかもしれません。
針の供養も結構ですが、こんにゃくの供養もしてやってほしいもんです。