2008年のプロ野球交流戦が終わりました。
ソフトバンクが初優勝。なんと広島が初の5割超え。
さて、そんな交流戦ですが、こんな記事がありました。
<セ・パ交流戦>ファンに背く「削減ありき」…4年目終えて
セ・パ交流戦も4年目を終えた。さすがに導入当初の新鮮味は感じられない。また各チームがホーム、ビジター2試合ずつ計24試合を行う現行方式は、1カード2連戦の変則日程のため、予備日や休日が多く、球団の営業担当者らの評判も芳しくない。そんな「逆風」も吹く中で、1試合平均の観客動員数が過去最高となったのは、ファンの期待値がそれなりの高値にあるからではないだろうか。
(中略)
交流戦のうま味の少ないセの球団を中心に、試合数削減を求める声は大きくなっている。
(中略)
球界がこぞってアイデアを出し合い、新たな試みに挑むのは大いに結構。しかし、「まず交流戦の削減ありき」からの議論は、ファンの思いに逆行する。来年は2リーグ分立が決まってから60年という節目の年。よりファンを引きつける交流戦のあり方に議論が向かうことを期待したい。 2008年6月24日(火) 21時34分 毎日新聞
当初から心配されていましたが、やはりセの球団にとっては「ウマミ」が減るのは事実なようです。ただし、記事にもあるように安易な試合数削減に動いてほしくはありません。
動員数が過去最高になった事実も示すとおり、ファンは交流戦自体に肯定的であると言えます。それに応える形での変更、改善が必要なのではないでしょうか。
まぁ、1カード2試合の変則構成でバランスが取りにくいのはなんとかしてほしいです。移動日やらなんやらで日程スッカスカな印象が残ったので。