少し前のニュースですが、製パン業界最大手の山崎製パンが、食パンなど約500品目を12月1日から、平均約8%値上げすると発表しました。
毎日朝に食パンを食べている私としては痛いところなんですが、どうにもならないようです。
各業界にはそれぞれ大手、最大手がいますが、値上げの動きとなるとこういった所が音頭を取らないと始まらない傾向にあります。
中小が苦しさのあまり値上げを要請しても、末端小売から無視されるのは火を見るより明らか。
「別にあんたの所の商品じゃなくても他にあるし」と言われるのが関の山です。
逆に今回のように、最大手が値上げをした時に我慢して値を据え置き、業界中堅クラスが売り込みをかけるのはどうか。
無理でしょう。
膨大な製造量をもって仕入におけるコストメリットを出し、また膨大な製造ロットによって製造コストを抑えることのできる最大手が値上げに踏み切るのはよほどのことです。
他の追随する企業群にとってはむしろ「助かった。我々も値上げができる」といったところでしょうか。
いずれにせよ最近は各種要因によりモノの値段が上がっています。
まず注目すべきはその業界のトップに君臨する企業の動き。
次に価格の上がりそうな食品は、私の予想では・・・
何もかも上がる可能性があるので 「全食品」
ということで。