たまに中国語の簡体字と繁体字をコンバートしてくれという依頼がきます。
これまでは、
高電社の
ChineseWriterを使用していました。
しかし、Word形式文書(.doc)などは変換できないため、一旦「エンコードされたテキスト」に保存しなおして、それからコンバート作業をするという手間がかかりました。
また、コードによってはテキストを認識しなかったり、なにやらややこしいことも起こっていました。
大体、漢字というのは3種あります。
まず日本で使う東洋漢字・次に中国大陸の簡体字・最後に台湾の繁体字。
さらに日本の漢字では、正体字・略字体・新字体などがあって、非常にややこしくなっています。
簡体字と繁体字は、それぞれGBとBIG5というコードで認識されており、同じ漢字なのにパソコン上では全く別の言語として認識されてしまいます。
ややこしい。なにより鬱陶しいです。
で、今日もコンバート依頼がきたんですが、なにげにサイトで検索してみると
漢字変換道具なるものが・・・
これはいいですね。
簡体字→繁体字(正字体)を選択し、テキスト放り込んで変換を押すだけで出来てしまいました。しかも、テキスト出力とHTML出力が選択可能。
すばらしい。
きっと作者も私と同じく、「同じ漢字圏にいながら別言語を使用しているややこしさに対する苛立ち」からこれを作ったんじゃないでしょうか。
勝手な解釈です。すみません。
比較的長い文章もコンバートしてくれます。簡体字で12000字ある論文の変換を大体1分でやってくれました。(変換中ブラウザは固まってましたが)
で、変換完了で仕事終了!
というわけにもいかず・・・
簡体字・繁体字のコンバートにおいて最もややこしいのが「漢字の割り当て」です。
例えば、「複雑」の複も、「反復」の復も、簡体字では同じ字(複・復の字の
ヘンツクリの部分のみの字)になってしまいます。
その字を繁体字にした場合、「復雑」といったように誤った変換をしてしまっている場合があるわけです。
それをチェックしてやらないといけません。
しかし、この
漢字変換道具には「複数候補を表示」なるチェックボックスがあり、これをチェックしていると、候補の漢字を全て列挙した状態でコンバートしてくれます。
それを追いつつ、原文と照らし合わせて漢字割り当てをしてやればいいだけ。
便利すぎますね。これは。
今後はこういったサイト上での無料ソフトが主流になるのかなぁと思ってしまいます。
余談ですが、
類語辞典なんかも結構使ってますし。
まぁ、本当は世界の漢字コードを全部統一して頂くのが一番いいんですけどね。
仕事減るけど・・・