<資格外活動>中国人留学生がネット販売…逮捕 1億円送金
FF11というネットゲーム内においても彼ら中国人の活動の熱心さは目を見張るものがあります。
それについては深く述べませんので、適当に検索なりして他所の記事を御覧ください。
RMTとはネットゲームで得たゲーム内のお金を、現実の通貨を媒介として、ゲーム内で取引することです。
具体的にはゲーム内でスライム倒して10マネー(仮想通貨単位)ゲット。
これを現実の世界で10円で売りに出します。欲しい人が落札(主にホームページや媒介業者を介しての取引となります。)
落札が成ると、現実のお金を売りに出した人の口座に振り込む。
振込みを確認したら、今度はゲーム内で売りに出した人が、ゲーム内で落札者に10マネーを渡す。
仮想通貨を現実通貨で売買する。故にこれをRMT(リアルマネートレード)と呼びます。
この取引は一国内のみに止まらず、ネットのグローバル化に伴い、全世界的な規模で行われています。
ゲーム内ではとても高価で買えないようなアイテムなどが存在し、それを得るにはゲーム内で相当なお金を稼がねばならないのですが、これをゲンナマ渡して、ゲーム内で稼いでいる人から仮想通貨をもらおうという手段。
現金積めば労せずしてゲーム内で強力なアイテムなり、ゲーム内のお金が得られ、一躍ヒーローになれます。
このRMT、マネーロンダリングの温床になるだの、通貨の外国への流出だのが懸念されるのでよくないだのという言い方をされますが、法的に取り締まる手段がありません。
ゲーム運営会社が運営規則で禁止とし、発覚したキャラクターを削除することはあります。
しかし法律で取り締まれるのかとなると、それは否。
よって、この中国人留学生の逮捕も「資格外活動」(留学生、外国人入国者にはすべて当該国内における活動が制限されているが、それを超えた行為があった)ということで逮捕となりました。
RMTについてはネットゲーム、ネット社会の肥大化に伴い、散々議論されてきた話題です。
ただ、先にRMTによって「ヒーローになれます」と書いていますが、なれるわけありません。目を覚ましましょう。
売るほうも問題ですが、買うほうにも問題があるんです。
とても健全なゲームの遊び方とは思えませんね。