飲む酒はビール・日本酒・ワインといったいわゆる「非蒸留系」のやつと決めてあります。
あんまり酒に強くないし、高いアルコールはキツく感じるためです。
しかし、前に居酒屋で飲んだ(飲まされた)「鍛高譚」という焼酎は別でした。
シソ焼酎なんですが、さっぱりとした「涼しい味」で、まったくキツさを感じませんでした。
その焼酎が忘れられず、酒屋を通るたびにないかなぁと探していたんですが、今日とうとう
御堂筋中津駅から東へいったとこの酒屋で見つけました。
720ml 800円 アルコール20度
背景は気になさらず
晩飯時に早速開封。
いやぁこれですよ。これ。シソの独特の風味と涼しげ~な味。
全然知らなかったんですが、北海道の焼酎なんですね。イモやら麦やらそばの焼酎はよく聞くけど、シソって珍しいんじゃないでしょうか。
ひょっとしたら飲まず嫌いなだけで焼酎ももっと飲めるのかもしれません。
または嗜好が変わったか・・・
さっぱりしてるんで、焼酎を飲むきっかけになる酒かもしれませんね。
あまりに飲みやすくてうまいんで、今日だけで半分近くまで減ってしまいましたが・・・
2004年10月15日追記
潮が沖にながれ海がどんよりと濁ってきました。
魚達は息が満足に出来ず苦しんでいます。
特に潮にのって行くものは大変です。
水底に棲んでいるタンタカはまだ元気がありましたが、みんなの苦しむ姿を見て、何とかしなくては、と頭を悩ませていました。
すると長老の海亀がやって来て言いました。
「あの山のふもとにどんな苦しみも癒してくれる紫の草がある。私達は川では生きていけないが、お前なら大丈夫。みんなのためにその葉をとってきておくれ。」
そう言ってはるか遠くにぽこんと頭を出している山をさしました。
タンタカは勇気を出して川をさかのぼりました。
流れの強い瀬も、滝も乗り越えて、ようやく青い山のふもとまでやってきました。
そこは木漏陽の美しい豊かな土地でした。
紫の草はすぐわかりました。その香りをかいだだけで、長旅の疲れが飛んでいったからです。
しかし、水の中にいるタンタカには、その葉を取ることができません。
途方にくれたタンカタを、森の動物達が見つけて、わけを聞いてくれました。
タンタカの話を聞いた動物達はかわいそうに思い、手分けして葉を摘み、川に落としてくれました。
こうしてタンタカが持ち帰った葉のおかげで、海の魚達は元気を取り戻すことが出来ました。
まもなく潮も帰ってきて、海に平和がもどりました。
そして魚達は、紫の草のある山を「タンタカ山」と呼ぶようになりました。
いまでも、白糠沖から望む「タンタカ山」は、漁からの帰港のときの目印として大切にされています。
<北海道民話> 合同酒精HPより引用
鍛高譚製造元:合同酒精株式会社
http://www.godo.jp/index.html
〒104-8162 東京都中央区銀座6―2―10 TEL:03-3575-2711