2006年第一回WBCは日本が優勝しました。
決勝相手のキューバに対して、先制・中押し・ダメ押しと常に先手をとって10-6。
途中6-5まで追い込まれた場面では本気で「キューバって強い」と感じましたが、日本がそれを上回りました。9回表の4点はすごい。
中継中でも、試合後のインタビューでも、記者会見でも「野球って本当におもしろいということを、日本のファンに伝えることができたのが一番の収穫」と、選手が口々に言っていました。
その通りだと思います。こんなに興奮した試合が見れるなんて野球は最高です。
加えて、2次リーグで敗退したアメリカのコメントでは、日本や韓国の堅実な野球を評価し、アメリカなどのパワープレーでは、今後は世界のトップに君臨し続けることの難しさが指摘されました。
以前に当ブログで「
イチローが変えるもの」と題して、彼が野球王国アメリカに革新を呼び起こすかも?なんてことを書きましたが、今回のアジア勢、そしてキューバ(ここも堅い野球をする)の活躍によって、野球そのもののあり方が見つめなおされるに違いありません。
(大砲ぞろいの巨人が常勝軍団になれない理由は・・・)
野球の魅力、本質を世界に伝えた。
この点においてはWBCは成功したと言えるでしょう。
日本代表チームのメンバーの皆さん、おつかれさまでした。
そして世界一おめでとう!