一人で行くのは勇気がいる。
というわけで会社の人間で徒党を組んで徳島唯一のメイドカフェ「maid de cafe」へ行ってきました。
4人でいきましたが、皆がばっちり社名の入った会社支給のブルゾンを着てました。
ヤケクソに近い。
まず入るなり、
「お帰りなさいませ旦那様」
え、旦那様ってか・・・!?ご主人様じゃないのね。
続いて「お席にご案内します」というと、手を差し出すメイドさん。
なんじゃいと思ったら、手をとって案内してくださるそうで。(お手かと思った)
席につくと、まずメニュー。4人ともコーヒーかと思ったら、同僚が突然
「バナナ!」
と叫ぶ。
は? と思いメニューを見ると「バナナ何とか。メイドさんが・・・」と意味ありげなお品書き。
とりあえず運ばれてきたコーヒーに「お砂糖は何杯ですか?」と聞きつつ、まぜまぜしてくれるメイドさん。
続いて問題のバナナ。
メイドさん、おもむろに皮をむき、そして何を思ったかそれを注文した奴の前に出して「あ~ん」。
なるほど。食わしてくれるわけか。
一口目だけでしたが。
ここで悪ノリしてきた我ら。メニューの裏にある「メイドさんとゲーム」を楽しむことに。
飲み物代プラス150円(サッカーゲーム5分は400円)。
ゲーム名「大は小を制す」
なんだこりゃ・・・
あたかも普通げに書いてありますが、そんな諺ありません。
注文してみると「ご指名のメイドは?」とのこと。
風俗店かここは。
運ばれてきたのは2杯の麦茶。どうやら一気飲み対決らしい。
が、
あきらかにコップのでかさが違う。
メイドさんのコップは我々の半分くらいの大きさしかありません。
なるほど、大は小を制すか・・・
ここで作戦会議。
どう考えても普通にやっては勝てないので、4人がかりでいくことに。
1人目。いいペースで飲むも敗北。
2人目(私)。やはり敗北。
3人目。喉元から胸にかけて麦茶をこぼす。メイドさんに拭いてもらう。
狙っただろうお前。
4人目。メイドさんが弱ったところで、一気に飲み干し勝利。
勝った特典は、メイドさんと写真が撮れるというものでした。
まぁいろいろ楽しみつつ1時間半カウンターを占拠。
店の広さと客数の割にメイドさんの数が多いです。
おそらく皆に均一のバイト代は出ていないでしょう。ベースの時給は最低ラインで、指名を多く取ったメイドさんが多くもらえる歩合制が採用されているはず。
あとメイドさんにテレがみられる(恥ずかしそうというか)わけですが、ここは入り込んでほしいところ。ああいう場所にいってメイドさんがアレだと、こっちも恥ずかしいというか、居づらくなります。
出身は?と聞かれたら
「お花畑ですっ!」
と答えるくらいのアホらしさがある方が、よほどいい。
帰り際は
「いってらっしゃいませ、旦那さま」
いやしかし楽しめました。帰りにメンバーカードゲット。
30ポイントたまるとゴールド会員になれます。あと29回行けばたまります。
げんなりです。
最後、感想として、まぁ思ったのは、
「最初にこのビジネス考えた人はすげぇわ」
コレにつきる。