どこに行っても煌々と灯りをともすコンビニ。
しかしここへきて、
既存店売上高のマイナスが16カ月連続(05年11月)を記録し、「コンビニ市場は飽和状態」との指摘も出てきたようです。
コンビニを思い浮かべた時、例えばローソン、セブンイレブン、ファミリーマートなどですが、それぞれの違いってなんだろうとフト考えてしまいます。
クルマを運転していて、コンビニ行きたいと思った場合、最初に見つけたコンビニに立ち寄り、ほしいものを買って出て行きます。
朝昼夜の食事をコンビニでこだわる人はその違いなどが分かるのかもしれません。そんな人あまりいないかもしれませんが。
また、おでんや肉まん、唐揚げコーナーなどの好みもあるかもしれません。
しかし、それはあまり大きな特徴を出せていない気もします。
要するに似たりよったりな数多のコンビニが市場を奪い合っているわけで、そりゃいつかは頭打ちになるでしょうと。
サークルKは最近、サークルK四国においてオリジナルブランド、「K'sダイニング」なるものを企画し、惣菜などでこだわりの商品を置くようになりました。
コンビニの弁当や惣菜は、どうもイメージとしては「ジャンクフード」と紙一重的なところがありますが、そこを革新しようというのが狙い。
だだし、厳選した素材を丁寧に手作りで、と言いますがやはり限界があって、プラスチックのトレーに入っていて、他の惣菜商品と同じようにならんでいると、なんら魅力的に見えません。
やるからにはデパートの地下街のようなイメージで革新を図らないと、なかなかコンビニのイメージは崩せないようにも思えます。
もともとコンビニエンス(便利さ)を売りにして、飛躍的に市場をのばした業態ですが、ここへ来てプラスαが求められるようになりました。
24時間やってるだけではダメだなんて、我々もほんと贅沢ですよね。