さつまいもの一種ですが、鳴門金時なるものが徳島で栽培されています。
名前も結構全国区になっているんでしょうか。
早いところでは8月末から探り掘りが行われ、9月に入ると本格的な「総掘り」にとりかかり、市場に出回り始めます。
鳴門金時は徳島県の吉野川下流域から鳴門市にかけて栽培されますが、ここら一帯の畑は「海砂」を敷いて作られています。海砂を用いることによって、畑の水はけがよくなり(基本的に水分がすくない土地の方がおいしい芋になる)、ミネラルをたくさん吸収できるため、色が鮮やかで、栄養分豊富なさつまいもになるとか。
まぁいろいろ薀蓄がある芋なようですが、色は本当にあざやかで、中もきれいなクリーム色をしています。
先日、小さい芋をいくつかもらったので、オーブンで焼いて食べたのですが、しっとりとして甘くておいしかったです。
和菓子に使ったり、サラダにしたり、焼いたりふかしたり。
秋はおいしいものが出回る季節ですが、今年はこれがイチオシです。