世界に誇るクローザー佐々木投手が今日、フルキャスト宮城でラスト登板しました。
元広島の大野投手などがよくテレビ解説で言っていますが、クローザーは本当に心臓に負担のかかる仕事です。
自分が打たれたら負ける。自分が打たれたら先陣投手の勝利が消える。自分が打たれたばっかりに打線のがんばりが無に。
その負担たるや相当なものです。先発投手が抑えにまわったりというパターンはよくありますが、3年ももてばいい方だとも言われます。
クローザーがマウンドに上がるとき。
それは試合にケリをつけるとき。
バックの野手は安心感をもって守備につき、監督は腰をおちつける。
ファンも勝利を確信し、敵は戦意を喪失する。
「守護神」の名は、それだけの「信頼」を勝ち得たクローザーにのみ冠される称号です。
そしてその守護神の中の守護神が佐々木投手でした。
成績。16シーズン
日本-43勝38敗252セーブ
アメリカ-7勝16敗129セーブ
通算 381セーブ。
多くは語りますまい。この381というセーブ数が彼の守り抜いてきた軌跡の全てです。
おつかれさまでした。