「代打・松坂」をオープン戦から試運転
セ・リーグではDH制が採用されていませんから、投手は、特に先発投手はそれなりに打席に立つ必要があるわけですが、そういった中で、バントがうまかったりすると自分で自分を助けることができるわけです。
巧打で有名な投手といえば
巨人の桑田投手や、ドジャースの石井投手(元
ヤクルト)、それから
阪神から
オリックスへ移った(戦力外通告されましたが)ムーア投手などがいます(いました)。
パ・リーグチームでもかねてから日本シリーズでの投手のバッティング面での計算が案外馬鹿にできないもんだったんですが、今年からはDH制をとらないセ・パ交流戦もあります。
そういった意味で、
西武の松坂投手の打者起用というのは、オープン戦での「試し」だけでなく、公式戦をも十分視野に入れた大真面目なものかもしれません。(2004年日本シリーズでも7番だかに入ってましたし)
「投手は9人目の野手だ」なんていう場合は、よく守りなんかでのことを言いますが、打撃面においても重要なウェイトを占めているわけです。
やっぱり普段見れないパ・リーグの投手の打撃というのは我々も盛り上がりますしね。
そういえば、元
広島の大野投手が当時チーム内で一番の俊足だったというのは、ファンの間では結構有名な話(何年か忘れましたがオールスターで「代走」で出たこともあります)。